【重要】『日本語』「お」と「を」
【ヲシテ文字とは】
私たちが現在使っている漢字やかな文字は、中国の文字か、それをもとにして作られた文字ですが、実はそれ以前に使われていた純粋な日本独自の文字がありました。
それが『ヲシテ文字』で、ホツマ文字とも呼ばれます。
「神代文字」の一種とされ、ヲシテ文字を用いて書かれたものをヲシテ文献といいます。
ホツマ文字は世界のどの言語にも属さない独自の構造をしています。
私たちが現在使っているひらがなやカタカナは五十音(四十八文字)から成り立っていますが、それに規則性はありません。
規則性のない漢字から作られたからです。
一方、ヲシテ文字には母音を表す部分と、子音を表す部分がそれぞれあり、合理的な規則性があります。
ホツマツタヱ・キツノナトホムシサルアヤ(東西の名と蝕虫去る綾(文))内他には、『アワウタ(あわの歌)』というウタが記述されています。
アワウタとは、民に日本語を教えるためにイサナギ・イサナミが作った手習い歌で、「ア」で始まり「ワ」で終わるヲシテ四十八文字をすべて1度ずつ用いてつくられた五七調の歌です。
あかはなま
いきひにみうく
ふぬむえけ
へねめをこほの
もとろそよ
おてれせゑつる
すゆんちり
しゐたらさやわ
【「お」と「を」について】
もしかしたら、上記の解説で気づいた方もいるかもしれませんが、一般的なホツマ解説と「お」と「を」が逆になっています。
これはものすごく大事な事なので信じるか信じないかはあなた次第ですが、
私たちは学校などで「あいうえお」と習いました。
しかし、
ヲシテ文字の並びは「あいうえを」です。
つまり、日本語は本来「あいうえを」だったのです。
これは由々しきことです。
ヲシテでは一音一音を神としています。
巷間のホツマ解説書やネット情報は「あいうえお」で解説されているので混乱するでしょう。
故に、
大事な神名、『セヲリツヒメ』が『セオリツヒメ』となってしまっています。
発音についてしっかり説明してくださる方がいないのですが、
母音は「a.i.u.e.o」五種類だと思うので、その中に「wo」はないと考えます。
つまり、表記は「を」だが発音は「o」で間違いないと思います。
▼▼▼ホツマ研究会の方から教えて頂いたことを記載しておきます▼▼▼
五十音図が考案された平安時代から、2つの系統がありました。
「お」をア行に置く仏教僧の五十音図と、「お」をワ行に置く歌人たちの五十音図です。
この難題に決着をつけたのが、江戸期の国学者 本居宣長で、それ以降、明治期の学校教育の教科書に載りました。
それは、僧侶らが推した「お」をア行に置く、私達が学校で学んだ五十音図でした。
ちなみに、五十音図は仏教僧の悉曇学(サンスクリット学)から生まれたとされ、アカハナマタラサヤワの父音列はサンスクリットの音素の並びに倣っているそうです。
本居宣長が、なぜ誤った選択をしたのか。
それは、和語の音素の世界に、奈良時代あたりから無理矢理漢字の音韻を持ち込み、それによって人々が話す文法そのものが歪んでしまった‥その消息も確かめず、ただ現況の音を分類したからです。それは、悉曇学から続く言語学者らの流儀でもあったのかも知れません。
江戸期の研究者 長弘はそれを知り、正しくルビを振りました。
ところが、その後継者の長武は江戸期末の本居宣長の有名論文に迎合して、出来たばかりの誤った五十音図にルビを合わせてしまいました。
ヲシテ学の迷走はここから始まります。
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